ご挨拶

大会長
国立研究開発法人
国立長寿医療研究センター
長寿医療研修センター長
前島伸一郎

 時下、ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。

皆様には日頃、認知神経科学会に関連する対象疾患の診療·研究、 認知機能評価·計測に 関し、さまざまなご支援をいただき、心から感謝申し上げます。

この度、第 29回認知神経科学会学術集会を 2024 年 6月 29日(土)、6月 30日(日)の 2 日間、愛知県大府市で開催することになりました。 昨今、新型コロナ感染症の影響により、誌上開催、Web開催、ハイブリッド開催と多様な形態に変遷しましたが、前回の学術集会から、今回は現地での開催となることを嬉しく思います。

認知神経科学会は、1985年に「永江メモリアルシンポジウム」としてスタートし、1996年に認知神経科学および関連領域の研究を促進し発展させる目的で設立され、今回29回目の開催となります。本学会は、「認知」機能およびその障害のメカニズムを「科学」的に解明 し、臨床へ還元してゆくことを目的とした学会であり、精神医学、 脳神経内科学、脳神経外科学、小児科学、 リハビリテーション学などの臨床分野のみならず、基礎医学、心理学、教育学、情報工学などの新しい知見や技術を踏まえた学際的な学会です。

今回の学術集会のメインテーマは「認知症臨床の最前線を学ぶ!」としました。診断技術の進歩とともに、疾患修飾薬も開発され、超高齢社会における認知症への関心は増すばかりです。新しい知見を学びながら認知神経科学に興味を持っていただけるような会にできたらと考えております。また、次世代を担う若い臨床家·研究者の研鑽の契機 になるような企画も考えております。

愛知県は今、徳川ブームで大いに沸いており、その魅力がますます増しています。美味しい食べ物、歴史的な名所、そして素晴らしい文化が皆様をお待ちしています。外郎やきしめんのみならず、味噌カツや手羽先、味噌煮込みうどん、名古屋コーチンなど、多彩な料理が楽しめます。学術集会だけでなく、愛知県の歴史的な文化と多彩な料理を是非お楽しみいただければと思います。素晴らしい学術交流を楽しみにしております。

事務局からのお知らせ

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